動画も撮っています。ここではハイビジョン以前の古いファイルですが、ちょこっと貼っています。最近のはいつかまた、まとめるつもりではいるのですが。
氷河期の日本には、たくさんいたと思われるナキウサギ。その後の温暖化によって徐々に生息範囲をせばめ、今では北海道の高い山のごく限られた場所だけで、ひっそりと暮らしている。このナキウサギは環境の変化をどう感じているのか。甲高い鳴き声は、悲鳴のようにも聞こえる。
日本のフクロウ中、最大の絶滅危惧種シマフクロウ。北海道の夜の沢で息をひそめて待つ。暗闇の谷間に響く鳴き声が徐々に近くなるにつれて心臓が高鳴る。翼をひろげると180cmにもなる圧倒的な存在感。音もなく、突然現れた。
若いヒグマは、上手に魚を捕れない。獲物のカラフトマスはいっぱいいるが要領が悪い。もたもたしている間に大人のクマが現れて追い出されたりもする。やっと獲れるとこちらもうれしくて、撮影しながらニンマリしてしまう。
夏毛のエゾリスは耳の毛が短く、散髪したてのようにさっぱりとした男前。マツボックリか何かを食べているのだろうか、ほんの一瞬だけ顔を見せたしぐさがかわいくて載せてみた。
奄美大島の固有種ルリカケス入浴シーン。一見絶滅危惧種のスクープ映像だが、地元では新聞にも載った有名な場所。一日待っていれば数回水浴びを見せてくれた、きれい好きのカラス科。
巣立ち直前のオーストンオオアカゲラ。この給餌の30秒後、カメラをOFFにした瞬間、巣立った。くぅー、あと少しだけ回していれば巣立ちの瞬間を撮れたのになぁ・・・。スクープ映像への道は遠い。