KC2 (Kindle Comic Creator) に読み込む jpg は圧縮しない。

制作ツールKC2 (Kindle Comic Creator)は、準備しておいた画像を読み込んで固定型の本に組み立てるamazon KDP の公式ツール。
http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html?docId=3077699036
KC2に読み込ませる画像はJPEGなどで準備するが、ここで様々な噂が語られている「圧縮率」の問題がある。
処女作出版前は、諸先輩方の噂を拝聴しながら75〜80%前後で圧縮した画像を読み込ませていた。しかしこれは間違った手順だった。

その事に気付いたのは「写真ページ」ではなく、「テキストをラスタライズしたページ」の画質。赤い文字の周辺に出たjpg特有の圧縮ノイズがどうやっても消えなかった。

無事出版できた後、テストファイルを作って確認してみた。

検証方法は、画質70,80,90,100%の圧縮率で各10枚のJPEGを使った画像集を4冊作り、それぞれKDPに送信してサイズを比較した。
もしかして、78%とか微妙な数値に最適な結果が出るのかも知れないとも思ったが、とりあえずおおまかに、たっぷり圧縮した画質70%を10カットで構成した70%ブックから、無圧縮の画質100%ブックまで、4段階を検証してみた。結果は前述の「噂」とは、全く異なっていた。

準備した画像の画質70,80,90,100%それぞれで作成した本の容量は順に、1319KB、1304KB、1304KB、1302KB。容量の差は僅かだが「準備する画像を圧縮しない方が軽い本になる」という結果だった。
さらに詳しく見ると、圧縮していない100%の画像で作成した本であっても、jpeg圧縮ノイズが出ていた。
そして、70%ブックを始め予め圧縮していた画像で作成した本では、もとのノイズよりも大幅に増量されていた。
ははーん、こういうことだったのね。
予め圧縮したjpg画像を KC2 に渡す方法は、わざわざ重たくて汚い画質の本を作っていた訳だ。何の得にもなっていないじゃないの(^^;)。

KC2 (Kindle Comic Creator)は、どんな画像を用意しても、KC2内部で再圧縮している。KC2に読ませる画像が既に圧縮されていた場合は、少なからずノイズの入った画像をさらに圧縮することになり、その結果、容量も大きくなって、画質も悪くなる。

そういうことなら、KC2の圧縮率をコントロールできるようにしてほしいなあ。ページによって求める圧縮率は違うだろうしなぁ・・・。
とかなんとか思いつつ、全ての本のデーターを書出しからやり直したのは昨年夏の出来事でありました。

結論

KC2 (Kindle Comic Creator) に読み込む jpg は圧縮しない。
最高画質で準備しておいて読み込ませる方法が、一番軽くて最高画質の本になる。

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